名古屋の猫専門お悩み相談所&ペットシッター「にゃんコール」

Blog by Yuko Suzuki

「猫との暮らしを楽しむ」ブログ

術後の縫合糸残留について

愛猫との暮らし

2020.01.15

おしゃべりしてきてくれる十兵衛ちゃんです。

16歳に見えないかわゆさ💗

 

先日、お客様から抜糸後の糸の残留についてご質問がありました。

術後の縫合で、糸が残留した場合、どんな心配があるのでしょうか。

 

 

縫合糸が残ると、稀にその縫合糸に炎症細胞などが集まってきて、腫瘤を作ることがありますす。

 

ただ、
この事象自体が稀であること、猫と括った場合にはさらに稀であること、さらには実際に縫合糸が残って問題へ発展したのは、縫合糸に絹糸(シルク)と呼ばれる素材のものを使用している場合が多いこと。
などが確認されています。

シルクは異種蛋白のため、抗原として認識されてしまうためです。

 

なので、術後患部辺りにコブを感じたり、発熱や食欲がなくなったり、患部が膿んできたりしたら早目に再診をうけた方がよいかなって思います。

ブログ一覧に戻る

Categoryカテゴリー

NewPost新着記事

Ranking人気の記事

Archiveアーカイブ