名古屋の猫専門お悩み相談所&ペットシッター「にゃんコール」

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※質問に対する回答は、あくまでご質問をいただいた方の猫さんへの回答となりますので、
全ての猫さんに効果があるとは限りませんのでご注意ください。

  • 問題行動
  • 成猫期

2021/12/09

先住猫が自分の尻尾をグルグル追いかけるようになってしまいました

猫を3匹飼っています。古株の先住猫がオス、後の子はどちらもメスです。オスの先住猫と片方のメスの仲が良くないために、このメス猫は日中別室で過ごさせています。先日より、猫さん全員が同じ空間で仲良く過ごせるよう対策を実施していたのですが、数日前から先住猫が自分のしっぽを追いかけてグルグル走り回るようになりました。ダニやケガの可能性を考えて昨日病院に行きましたが理由はわからずじまいでした。体調には特に問題がない様に思います。

先住猫から見た最近の環境変化としては、別室に居る猫とのケージ越しの面会が始まったことですが、匂い嗅ぎなどの接触はまださせていません。猫同士の関係が変化していっているようにも見えますが、わかってあげられず、もどかしいです。

◆まず以下を確認させていただきました。

一時的なもので、その行動の最中に遊びに誘ってあげるとピタリ止まるようなら、大丈夫だと思うのですが、しっぽを噛みだして、傷つけてたり 毛をむしり出すような事はないでしょうか。



◆ご相談者様からは次のようなメッセージをいただきました。

昨日も自分のしっぽを追いかけては急に何かに取り憑かれたように走り出していました。暗いところに隠れてしまうので、心配になって再度病院につれて行きました。採血、尿検査、便検査、エコーをしてもらったのですが、少し脱水症状があり、ストレスではないか? との診断でした。

先住猫の現在の様子ですが、元々仲の良かった子に威嚇するので彼女が近づけなくなっています。仲の悪かった子に対してのイライラは無いようです。グルグル回る他、しっぽを噛みだして毛もむしっているようですし、いつも以上に毛繕いをしています。



◆次のように回答させていただきました。

しっぽを追いかけたり、グルーミングをずっとしちゃったり、こうした事は「常同行動」と呼ばれるようなものになるのですが、その原因がストレスだとしたら、何が気になっているのか、一つづつ吟味して、取り除いて行く形が1番かなと思います。

今回、しっぽを追いかけるようになったのは、別室で過ごしている子とケージ越しに会うようになってからでしょうか。また、元々仲の良かった子に冷たくなったのもその頃からでしょうか。そうだとして、考えられることを順にあげていきますね。

◎単に「これまで別室にいた子との対面時間を持つことは嫌じゃないんだけど、同時にそれがストレスになっている」ということがあります。このような言い方は相反する感じなのですが、これは私達にもあります。例えば、旅行に行くのは嬉しい反面、普段と違う行動をする事が実は心理的にはストレスも感じている。という感じです。まずは、対面の負担を軽減してみると良いでしょう。例えば、これまで会わせていたのが毎日ならば、1日以上開けた間隔にする。また、1時間同じお部屋にいたなら、30分にする。という事をしてみます。それで常同行動が減ればこちらが原因となります。

◎上記を行ってもあまり変わらないという事でしたら、もしかしたら、さらに深いところまで考えてるためのストレスかもしれないです。 例えば、自分(先住猫)は、別室に居る子と会ってるのに、もう1匹のメス猫さんは会っていない事が気になる。という感じです。優しい子は、バランスを取ろうとして、ひとり違う子が気になってしまう事もあります。この場合は、2匹とも別室に居る子に会わせてあげる。という事を加えるとよいと思います。

◎あるいは、先住猫さんが別室に居る子の事が気になってしまい、単にひとりになりたいだけなのかもしれないです。この場合は、猫ハウスのような(又はゲージなどでもよい)ひとりで囲まれて落ち着ける場所を設置してあげると良いと思います。


このように、少し時間がかかるかもしれないのですが、そうこうしてるうちに、しらぬまに、常同行動が消えたという事もありますので、根気よく実施してくださいね。不明な点はいつでもお知らせ下さい。