名古屋の猫専門お悩み相談所&ペットシッター「にゃんコール」

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※質問に対する回答は、あくまでご質問をいただいた方の猫さんへの回答となりますので、
全ての猫さんに効果があるとは限りませんのでご注意ください。

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2020/04/07

人の顔を舐めるのが大好きな子ですが、化粧品の害が心配です

うちの子は人の顔を舐めるのが好きで、95%くらいは顔を狙って舐めてきます。 その際に乳液とか化粧水とかの基礎化粧品を微量ながら摂取してしまうのが気になっています。

行なっている対策としては、
・顔を狙ってきたら、あごを舐めさせている
・比較的余分な成分が入ってない赤ちゃん用の乳液を使用するようにした

ぐらいしかないのですが、私が眠っているときに舐めているかもしれず。。
猫にも良い化粧品ってあるのでしょうか?
そもそも気にしなくて良いのでしょうか?
お知恵を貸してくださると助かります。

お顔をなめても、化粧品の量としては微量なのですが、毎回だと気になりますよね。


◎猫にも良い化粧品について
猫さんがなめても大丈夫となると、温泉水【補足あり※】などくらいでしょうか。
また、アルガンオイル等は、食用もあるくらいなのでよっぽど大丈夫かなと思います。うちの猫は、アルガンオイルのボトルをなめたりします。


◎猫に悪い成分について
エッセンシャルオイルを使った化粧品は舐めさせないほうがよいです。
オーガニックや、自然派化粧品に多いのですが、アロマの精油は、猫は肝臓で代謝ができないので、人にとってはよいのですが、猫さんたちには、NGです。


◎提案
考え方を変えて、なめてもよい場所を作り、癖付けを徹底するのはどうでしょうか。
例えば、顎の先あたりだけ化粧品を付けない場所を作り、そこ「だけ」を舐めさせる。 他のところを舐めようとしたら、ここをなめてって伝えて、そこにもっていくようにしてたら、おそらくそこだけ舐める癖付けができると思います。(今行われていることを徹底させる感じですね)
おでこでももちろんよいのですが、あごの先端あたりの方が、舐めやすいと思います。


※【補足】
ご相談者さまから、温泉水について追加で「ミネラルが多い水は尿結石のリスクを高めるとかで あまり良くないと聞きましたが実際どうでしょうか?」というご質問がありました。これについて、私の見解を次のようにご回答させていただきました。

確かに、過剰のミネラル摂取、たとえば リンが多くカルシュウムが少ないと、ストラバイトやシュウ酸結石につながったり、リンがさらに過剰だと腎臓にも影響してきますよ。しかし、リン自体は猫にとって悪ではなく、実はリンはカルシウムと結合して、骨や歯を作っていくためにとても大切です。また、微量でありますが猫に絶対に必要な必須ミネラルがありますので「ミネラル=悪」ではないのです。
考えるポイントはその摂取量が適正範囲内であるのかどうか。例えば、スイスのお水は硬水といわれる硬度が高いお水。 ミネラルも軟水よりもたくさん含有していることが多いです。スイスに住む猫、ミネラルの多いお水を飲んでるからみんな尿石症になるかと言うと、そんなこもないですよね。 猫にも、人と同じように「恒常性」があります。 これは、身体をいつもの状態に調整してくれるありがたい機能です。体調が著しく悪かったり、かなりの高齢で弱っていなければ、この恒常性が働きます。ある程度の摂取量であれば、身体にとって余分なものは、外に排出したり無毒化したりと働いてくれているのです。 体温もこの恒常性のおかげで、寒いところにいても、36度台の体温でいられるんですね。

というわけで、今回のご相談の場合ですが(温泉水を化粧水として顔に使用した際、顔を舐める習慣のある猫にとって、それは大丈夫なのかどうか)、過剰摂取が続くのはもちろんNGですが、 ご相談者さまの猫ちゃんが、ご相談者さまのお顔をなめるくらいであれば、大丈夫ではないかと思います