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※質問に対する回答は、あくまでご質問をいただいた方の猫さんへの回答となりますので、
全ての猫さんに効果があるとは限りませんのでご注意ください。
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2020/09/27
1歳メス猫の避妊手術を急ぎたいが、何度も中止になっています
子猫の時にお迎えしたメス猫についての相談です。
現在1歳を超えていますが、現時点で未発情です。お迎え当初から、乳がん・生殖器腫瘍等のリスク軽減のため、発情前に避妊手術を受けさせたいと考えていました。ところが、今までに2回、手術前に受けた血液検査で手術が中止になっています。理由ですが、血液凝固系の検査で値が悪かったから、ということでした。
そして、3度目のチャレンジで、避妊手術と、そのための血液検査の予約・手配をしようと病院へ連絡したところ、担当医から「血液検査は事前では無く手術当日にした方がいい。それによって、また手術中止になる可能性あり」と言われました。これまで2度中止にはなっているのですが、この位の数値なら手術は可能と以前に言われていたので、その旨申し伝えたところ、「手術をして血が止まらなかったら、輸血になる。命を落とす事もあるから十分にその覚悟をしてから手術を受けさせて。」と言われてしまいました。さらに「避妊手術を受けさせない選択もある。自分なら、血液凝固異常のリスクを考えて、手術をしない選択をする」と。
このようなことを言われて混乱してしまいました。一度、他の病院でも受診してみるのか、それとも1年間診てくれた先生の見立て通り、避妊手術を受けない選択をするのか。どうしたら良いのか悩んでいます。
(サロンにもお越しいただいて、保護猫さんとしてお迎えした時から現在までの猫さんの様子、腎臓の値も悪いこと、病院でこれまで受けてきた血液検査のこと、避妊手術が中止になってきた経緯など、様々なお話をお伺いしました。)
◆お話させていただいたこと
通常は、避妊当日の血液検査でなくても大丈夫です。ただ、先生のこれまでのご経験による直感等もおありだと思うので、そういった事から今回の発言につながったのかもしれません。ですので、セカンドオピニオンとして、一度、他の病院でも診ていただいてはどうでしょうか。その上で、もしそちらの先生の所見も同じであれば、避妊手術を見送る方が良いと思います。
知人の猫さんの例ですが、心臓が悪い可能性があるため避妊手術はできないでしょうと言われた事がありました。検査内容についてよくよく確認とお話しをした結果、避妊手術が行われることになりました。猫さんはいまも元気いっぱいで過ごしています。
セカンドオピニオンは、決して悪いことではないですし、主治医の先生に申し訳ないわけでもないので、そこはご安心くださいね。
(後日談)
ご相談者様はセカンドオピニオンを受けることを選択されました。にゃんコール活動エリア内にお住まいの方でしたので、通院のしやすさも加味しつつアドバイスをさせていただきました。
セカンドオピニオンの病院ではこれまでのお話をお伝えした上で、必要な検査を実施。その結果、避妊手術は可能との診断で、無事に実施されました。