名古屋の猫専門お悩み相談所&ペットシッター「にゃんコール」

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※質問に対する回答は、あくまでご質問をいただいた方の猫さんへの回答となりますので、
全ての猫さんに効果があるとは限りませんのでご注意ください。

  • 問題行動
  • 幼猫期

2019/04/11

保護した子猫がセーターなどを食べてしまいます。

3ヶ月弱くらいでうちに来て、現在は6ヶ月になる保護猫についてです。
元気旺盛なのですが、タオルやセーターなどを食べてしまいます。
止めさせる事はできないでしょうか。

猫さんの異食ですね。紐・ビニールの他に、タオルや布、毛布などの繊維質のものを食べちゃう子は「ウールサッキング」と言われていて、けっこういます。

うちの子にも、そういう子がいました。ご質問は子猫さんなので、うちの子の場合と同じ年頃の行動ですね。保護されて2ヶ月くらいでうちに来た頃は、ひどいウールサッキングでした。うっかり置いておいた、洋服、毛布、タオル…あらゆるものが齧られれて穴があいていました。

ウールサッキングの原因は色々考えられますが、一般的に、その本当の原因はまだわからないと言われています。バーミーズやシャム猫さんなど、特定の猫種に多く見られる傾向があるとも言われています。また、獲物の羽毛や体毛をむしるとる行為の名残りであるという説もあります。ストレスによることもありますし、遊んでいて食べてしまったり、スーパーの袋などをかじってしまったりする子は、かしゃかしゃするのが楽しくて、という事もあります。他にも、栄養が足りない、親からの愛情を十分もらう前に離れてしまった…などなど多岐に渡ります。

うちの子の場合はどのようにして異食が収まっていったのか、ひとつの例としてご紹介したいと思います。

いろいろ策を練っていくうちに、ふと、子猫の頃に捨てられてお腹を空かしていた記憶が原因なのかも、と思いつきました。ある種のトラウマとでも言えばよいでしょうか。

「お腹いっぱい」を感じられなかった過去の経験からくる「今食べておかないといつか食べるものがなくなるんじゃないか」という心配によって、「食べる事」への過度な執着があるのではないのかな?

それならば、この子の適正な量も確かにあるけれど、その前に安心感を持ってもらうのはどうかな。

そう考え、その日からご飯の量を増やしてみました。さらにその子に、ちゃんと満腹になること、心配しなくてもご飯はあること、それらを「大丈夫だよ」と直接話しかけるようにしました。

2週間くらい経った頃でしょうか。ぱったり、異食が止まりました。今、その子は3歳になりますが、現在は異食をしていません。

あくまでも一例ですし「話しかける」については医学的に立証された対処方法ではありません。また、これらの対処が効果があったのは「保護された子猫」という特定のケースだから、ということもあると思います。ただ、猫さんに話しかける事は、問題行動に対処していく上で大切なことだと個人的には感じています。あなたを心から心配してること、大切であることを毎日伝えてみてください。これによって、問題解決をした報告もお客様からありますので、一度試してみる価値はありです。

猫さんの「行動」の背景に想いを馳せてみることも大切