名古屋の猫専門お悩み相談所&ペットシッター「にゃんコール」

Blog by Yuko Suzuki

「猫との暮らしを楽しむ」ブログ

猫の腎臓病について考えてみるの巻 その1

愛猫との暮らし

2020.04.21

カプチーノです。小さい頃から、腎臓が悪い子ですが、今年で10歳になりました。

カプは小さな頃からの持病ですが、猫さんは一般的に年齢と共に、腎臓が悪くなると言われています。

ある報告では、15歳以上の猫さんでは81%の猫さんが慢性の腎臓病になっているという報告もあるくらいです。

 

猫さんは、なぜ腎臓が悪くなっちゃうのか。

諸説あって、1番よく言われてるのは

◆祖先説 猫さんの祖先は、砂漠で暮らしていたので、水分温存するために、おしっこを濃縮する身体になりました。おしっこを濃縮する段階で、腎臓の組織のネフロンがすり減っていくため腎臓が悪くなる。

というものです。

 

◆肉食説 猫さんはわんこと違って、エネルギー変換をタンパク質でしている。炭水化物などの糖質からエネルギー変換は、効率がよいため、それほど老廃物もでないけれど、タンパク質からエネルギーに変換すると、たくさんの老廃物がでてしまうため、腎臓に負担をかけてしまう。

という説です。

 

◆ネコモルビリウイルス説 2012年に香港で発見されました。このウイルスに感染していると、高い確率で慢性腎不全を発症する。

という、当時獣医さんたちに衝撃を与えた見解です。

 

◆歯周病説 これは人間と同じです。歯周病に関係する細菌が、炎症物質を血液の中に出す事で、濾過する臓器の腎臓に影響を与える

という説です。

 

猫の口腔ケアは必要という獣医さんとそこまで必要じゃないという獣医さんがいるのですが、わたし個人的には、人も歯周菌が糖尿病、高血圧、動脈硬化、脳梗塞など様々な病気を引き起こす原因と言われてるのならば、猫にとっても歯周間は何らかの悪影響を起こすと思っています。なので、口腔ケアはできるだけしたほうがよいかなって思ってます。

 

猫さんの口腔ケアについては、またいずれお伝えできたらなぁと思っています。

長くなってしまいました💧

猫さんの腎臓病について考えてみるの巻。次回は腎臓のすごぉい機能について、も少し詳しくお伝えしますねっ♩

 

その2

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